プレカット 窓下地
こんにちは、設計の木内です。
前回、プレカットのお話をさせて頂きましたが、今回もその続きです。
打合せをして、おおまかなプレカットの形は出来たのですが、私にはもう一つ仕事が残っております。
窓台の高さを決め、窓の下地の受け材をプレカットで加工してもらうのです。
プレカットで加工しておくと、建方・上棟の時に一緒に取付が出来るので、その後の工程がとてもスムーズに進みます。
特に匠屋では、耐力壁と呼ばれる面材を建物の外周部に貼ります。(構造的にとても強くなります。)
窓の下地の受け材が加工できていると、建方の時に一緒に耐力壁の施工もできます。
最近の匠屋では、上棟日にすでに外周部の耐力壁の施工が終わっています。
ですので、しばらくは中に入ると真っ暗です。その後、窓の部分を開口してサッシ取付、という順序で現場は進んで行きます。
少し話がそれましたが、窓の高さ決めは、基本的には簡単です。
大体、これくらい、と決まった寸法があるからです。
ただし、設備や間取りによって、もう少し上げた方が良い、とか、下げた方が良いというものがあるので、その場所さえ気を付ければあとは大丈夫なのですが・・・
何回か失敗したことが・・・ 窓を大きくしたためにユニットバスが入らなかったり、屋根とかち合ったりと失敗し、慌ててサッシを再発注した事・・・あります。
また今回のM邸は、他の施工との取り合いがあるので、確認をしながら、お客様とも打合せをして、慎重に進めていきたいと思います。
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1.匠屋の想い
一緒にご飯を食べ、お風呂に入り、会話をし、思い出を作る。そんな暖かい生活の場が『家』だと考えます。10の家族がいれば、10の生活がある。ひとつひとつの家族のライフスタイルに合った家づくり、『終の棲家』を建てる本当の建築を目指します!
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2.自然素材
日本が世界に誇れるもの。それは伝統に根付いた「自然との共生」を土台にした環境への取り組みです。匠屋では自然材をふんだんに使った家づくりをご提案いたします。自然にも身体にも優しい素材で、皆様の未来を優しく包み込みむのです。
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3.熟練の職人
素晴らしい技術を持つ職人さん、最高の素材を提供してくれる業者さん、そして匠屋で家を建てられたお施主さん。
思いをこめた家づくりを、空間工房匠屋と一緒に行う人々の事です。