浴室リフォームのあれこれ 内部編
こんにちは!遠藤です!今回は以前からなかなか書けていない浴室リフォームの詳細を紹介をします!
この方はリフォームOBさんで以前はキッチンのリフォームをさせていただきました😃今回は洗面、浴室です!今年になりシロアリを見かけた為リフォームを考えたそうです。そしてもともと大きい風呂を少し小さくする為に洗面所を広げ、ユニットバスに替える工事でした!
手順はまず解体をします。今回浴室は解体屋さんにお願いし、洗面所は私が解体しました。
写真は浴室の解体です。解体ってただ壊すだけでは無い奥が深い作業です。 その先の完成がイメージできて居ないとどこまで壊すか分かりません。 難しい…
そして解体を終えるとやはり腐って居ました。
これは土台と柱です。ほぼ無いですね😓 でもこういう状況って珍しいものではないです。 でもこれをそのまま塞ぐ訳にもいきません! 腐り具合によってどこまで直すかを現場で決めます。今回は部分的な補修や土台、大引きの交換。柱の補強で対応しました。 これがリフォームの怖いところで見ないと分からない部分もあります。 全部を変えようと思うと外壁や室内の至る所から直していく事になります。 そうすると全ての場所での解体と復旧、仕上げと莫大な費用がかかります。やはり予算の中での工事なのでそこはプロとしての提案をさせていただいています😃 1番安いのはそのまま作ってしまう事ですが、その場凌ぎの工事になりすぐに不具合が起きます…
表面だけキレイになるだけの工事ではその後またお金を掛ける事になります。 匠屋ではいろいろなパターンを考えての提案が多いと思います。その提案ができるのは現場監督はもちろん、大工や設計、親方の社員みんなで一つの現場の施工方法やプランを打ち合わせしているからなのかなと思います。
話が逸れましたが、腐っていては強度が無いので土台、大引きを入れ替えます。
廊下や他の部屋と同じ高さになるように作り直します。上の写真の赤い線は水平の線です! リフォームなどで既存のモノは水平、垂直が狂っている事が多いです。 しかし今回は解体をしたので、全て水平、垂直に作り直します。
そして…
断熱材です! 今回断熱材が入って居なかった為、 天井、壁に断熱材を入れました。
断熱材の次は床貼りですその次に壁や天井の下地です。 今回はプラスターボードという石膏ボードが壁の下地です。
上の写真のようなものです。ホームセンターなどでも売ってますよね!
そしていよいよユニットバスの施工です。
もう解体時の面影はないです笑 ここがリフォームの面白い所ですね!
そして壁紙が貼られて完成です!!!
普段大工工事担当の私は仕上がりを直接見る事は少ないので現場監督が撮ってくれた写真で仕上がりを確認しています。
そして写真だと分かりにくいですが、元の家の色に合わせて、壁の見切り材などを自分で塗装して付けています。 完全に自己満足ですね笑 新しくつけたものは新しいので、元の色褪せなども全て新しくなってしまいます。しかし、枠などは色を合わせるのでどうしても色が浮いてしまいます…
少しマニアックですね。 でもこのひと手間が作り手の楽しみなのかなと思います。
こんなに長く紹介してもまだ一部です! 次回はこの工事の外壁周りを紹介していきたいと思います😊 時間があれば見て頂きたいです!
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1.匠屋の想い
一緒にご飯を食べ、お風呂に入り、会話をし、思い出を作る。そんな暖かい生活の場が『家』だと考えます。10の家族がいれば、10の生活がある。ひとつひとつの家族のライフスタイルに合った家づくり、『終の棲家』を建てる本当の建築を目指します!
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2.自然素材
日本が世界に誇れるもの。それは伝統に根付いた「自然との共生」を土台にした環境への取り組みです。匠屋では自然材をふんだんに使った家づくりをご提案いたします。自然にも身体にも優しい素材で、皆様の未来を優しく包み込みむのです。
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3.熟練の職人
素晴らしい技術を持つ職人さん、最高の素材を提供してくれる業者さん、そして匠屋で家を建てられたお施主さん。
思いをこめた家づくりを、空間工房匠屋と一緒に行う人々の事です。