への字の畳寄せ
こんにちは!遠藤です! 本格的に暑くなり晴れてる日は日差しがキツいですね… 熱中症には気をつけて下さい!
他の方のブログでも多々紹介していますが、先日上棟した新築のW様邸では柱や間柱などの防腐、防蟻処理でした! なので大工作業は1日お休み。その日を狙い以前から準備を進めていた工事を行いました😃
その工事は今床板の仕上がりの場所を畳にしたいという工事でした。工事方法は何通りもありますが今回はのちのちの事などを考え、既存の床板の上に畳を敷く方法となりました。 コスト的には作り直すよりかはかかりませんが、段差ができてしまいます。 その段差を違和感なく仕上げるために畳寄せと呼ばれる畳の枠を斜めにしました。 ↓こんな感じです。
これは障子が干渉するため小さなへの字です。
メインの入り口は幅の広いへの字を作りました。↓
カドがあると痛いのといかにも段差になってしまいます。
への字にする事で違和感なく仕上がります。
今回現場が熱海という事もあり現場調査の際に畳屋さんと打ち合わせし畳寄せの寸法と畳の寸法を決めてからの見積もりでした。 工事も半日ほどで全て終わり何日も掛かるという事はありませんでした😃 ただ難しいのは畳寄せの加工でピッタリで無いとその日に終わらないという一発勝負な所です!畳屋さんの採寸も既存の寸法から畳寄せ分を引いて作ってくるので難しかったのかなと感じました。
結果はピッタリで少しホッとしました。
終わった後は畳の良い香りで別の部屋みたいなイメージです。 大工的なポイントは固定する際に既存の床板のジョイントを狙う事です。のちに畳を取りたい場合に釘穴の補修が目立ちにくくなるからです。多分畳を取る事は無いので自己満足ですが…
とにかく無事に工事が完了しました。 最後にビフォー、アフターの写真を載せておきます。参考までに😃
before!
after!
ありがとうございました!
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1.匠屋の想い
一緒にご飯を食べ、お風呂に入り、会話をし、思い出を作る。そんな暖かい生活の場が『家』だと考えます。10の家族がいれば、10の生活がある。ひとつひとつの家族のライフスタイルに合った家づくり、『終の棲家』を建てる本当の建築を目指します!
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2.自然素材
日本が世界に誇れるもの。それは伝統に根付いた「自然との共生」を土台にした環境への取り組みです。匠屋では自然材をふんだんに使った家づくりをご提案いたします。自然にも身体にも優しい素材で、皆様の未来を優しく包み込みむのです。
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3.熟練の職人
素晴らしい技術を持つ職人さん、最高の素材を提供してくれる業者さん、そして匠屋で家を建てられたお施主さん。
思いをこめた家づくりを、空間工房匠屋と一緒に行う人々の事です。