富士宮で新築・注文住宅・リフォームは『空間工房匠屋』へご相談ください。

こんにちは、大工のけいいっちゃんです。
新年を迎えて3現場リフォーム時間差施工をしています。キッチンリフォームとテラス柱交換、テラスをお客様が過去にDIYして雨漏りなどして作り直す工事とさまざまな工事を日程調整しながら工事しています。テラスがらみの工事はその後床張りや水回り工事もその後施工していきます。建物が昭和、平成初期の建物で現代工法と違いアナログ技術の工法です。私はギリギリその施工工法を経験していますので、現場の不具合や施工内容を把握して直すことができますが、それ以降日程大工になった方は大変だと思います。

キッチンだとタイル張りが団子張りモルタルやGLボンドなどでタイルを貼っていく施工方法です。現代は圧着貼りと言いベニヤ下地に接着剤で貼る工法で、現代のが壁の厚みや通りが正確ですが当時は大体平に貼ってある様な施工です。そのタイルの貼っていないところを高さ調整の下地を作るのにも当時の施工方法を経験している大工さんのが圧倒的に正確、スムース、丈夫に施工できます。
テラスの柱交換も施工前の写真を撮り忘れてアップできませんでしたが、地面に直接柱を立ててコンクリートの土間で埋めて作ってあったせいで柱と地面が接している所が全て腐った状態で屋根が6センチ前後下がったり上がっていたりとベコベコ状態でした。また同じ様に直すとまた結果は一緒です。そこで、コンクリート沓石にアンカーを取り付けコンクリートに刺さっていた柱の穴にセメントで固定してまた屋根の桁を正確に水平に戻しまた軒先が真っ直ぐになる様直しました。と様々な
経験のお陰でお客様の心配要素を安心に暮らせる様施工しています。今、私の弟子の鈴木も手元で連れていますので私世代の職人技術と知識、施工方法と私が自ら目の前で施工して伝承しています。
これからはリフォーム工事をされるお客様も増えると思いますが、今住んでいる構造を利用しつつダメなところを新しく直してまた水回りなど内装工事は、現代建築のデザインも取り入れてお客様がまた快適に暮らせる様に施工していきます。また若手に伝承して私が引退しても安心してお客様の希望のリフォームを抱き続ける様にしていきます。