面戸と面土
こんにちは。佐野です。
本日から始まったリフォーム工事の現場は、日本で昔からの造りである、日本建築と呼ばれる建物で、今まで本などでしか見たことのないものを、実際に目の前で見ることができ、又解体しなければいけない箇所に関してはどのように部材がとめられているのかも学ぶことができています。
そんな中、工事を行う箇所ではありませんが一服の時間、棟梁の方から建物を外から見た時「この部材はなんて名前で漢字はどう書くと思う?」という質問がありました。
その部材の名前こそがタイトルにある「面戸」でした。
面戸とは、軒桁とその上にかかる垂木との高低差から生ずる隙間を埋める為に軒桁の上にいれる板のことをいいます。
一般に大工さんや板金屋さんは漢字では「面戸」と書きますが、土でつくられている瓦を使う瓦職人は、棟木の箇所に入れる瓦を「面土瓦」と書きます。
建築用語の漢字は長押などなかなか変換が難しいそうです。しかし、また一つ「めんど」にも漢字が2種類使われていることを学ぶことができ良かったです。
以上です。ありがとうございました。
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一緒にご飯を食べ、お風呂に入り、会話をし、思い出を作る。そんな暖かい生活の場が『家』だと考えます。10の家族がいれば、10の生活がある。ひとつひとつの家族のライフスタイルに合った家づくり、『終の棲家』を建てる本当の建築を目指します!
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